初めての転職が怖くて動けない人が試してみるべきたった1つの方法

転職が怖い

初めての転職活動。漠然とした怖いイメージや、そのせいで「足がすくんで動けない」と感じている方もいるのではないでしょうか?

そんな方にオススメするのが、まずは紹介予定派遣で働くことです。ここでは転職活動への怖さや動けない原因を分析し、紹介予定派遣で働くことのメリットをお伝えします。

初めての転職が怖くて動けない人は紹介予定派遣がオススメ

次の会社が合わないかもしれない■

転職活動をしているということは、現在の会社もしくは前会社に不満があったのではないでしょうか。特に社内における人間関係は独特です。ストレスを感じ、初めての転職に踏みきるケースが多いようです。

次の会社で職場になじめなかったら?そのような不安が、転職活動に「待った」をかけているのではないでしょうか。

しかし紹介予定派遣は、3ヶ月から6ヶ月間という期間の定めがあります。社風や雰囲気、人間関係を実際に体験して入社するか最後に選ぶことができます。

給料が下がってしまうかもしれない

「転職するたびに給料は下がるもの」という話を聞いたことのある方もいるでしょう。実際に、転職に成功した人でも3割は給料が減っているというデータがあります。

給料が下がると生活をしていけない……。現実的な理由から、初めての転職をためらっている方もいるのではないでしょうか。

紹介予定派遣として働いた場合、期間中の所属は派遣会社になります。つまり給料は、派遣会社から支払われるのです。

一般的に、派遣社員の給料は高いといわれています。そのため派遣社員であるうちは、生活費の心配はないでしょう。ただし正社員になることで、かえって給料が下がってしまったと感じる方もいるようです。

しかし派遣先の会社に入社するのか、給料は大きな判断材料の1つとなります。納得できる待遇を獲得するまで、さまざまな会社を経験できることこそ紹介予定派遣の強みといえます。

採用面接が怖い

知らない会社に行き、初めて会う人と話す……。採用面接を受けるためにはパワーが必要です。

紹介予定派遣にも、派遣先の会社との「顔合わせ」もしくは「職場見学」があります。ただしこれは、通常の採用面接とは違うものです。

まず派遣会社と派遣先の会社で、すでに打ち合わせが行われた状態からスタートします。履歴書に書かれたプロフィールや保有資格などの基礎的な情報は、あらかじめ派遣先の会社は把握しています。このため基本的に、履歴書や職務経歴書を持参する必要はありません。

また当日は派遣会社の担当者と、事前に打ち合わせがあります。そして派遣先の会社には、担当者も同行してくれます。

紹介予定派遣における顔合わせは、派遣社員としての内定を前提としたものになります。初めての転職でもっとも怖い面接も、少ない負担で乗り越えることができます。

実際の仕事を経験できるので、怖いとか動けないことがない

転職が怖い・動けないと感じる人にとって紹介予定派遣の最大のメリットは、期限付きであるという点です。3ヶ月から最長6ヶ月間が派遣期間となります。そのあいだに

・社風は合うか
・人間関係は悪くないか
・待遇や残業など労働環境に問題はないか
・仕事内容がマッチしているか

など、実際に仕事を経験して見極めることができます。また企業側も

・人間関係に馴染める人物か
・スキルはあるか
・勤務態度に問題ないか

などの評価を行います。そして双方の合意によって、直接雇用となります。

つまり「会社が合わない」と感じたら、自分の意思で雇用を辞退することができます。

辞退するときは、まずは派遣会社の担当に理由を説明しましょう。そして基本的に、派遣の契約期間内はしっかり勤務しなければなりません。

しかし辞退を申し入れるときは、派遣会社が仲介してくれます。つまり数ヶ月間まじめに勤め上げれば、いさぎよく辞めることができるのです。

そして派遣会社の担当者は、基本的に専任であることも強みといえます。もしも1社目が合わなかったとしても「怖い・動けない」となる前に、次の会社に再チャレンジすることができます。

20代で初めての転職なら紹介予定派遣がオススメ

20代で転職経験が少ない方ほど、転職を「怖い」と感じ動けなくなってしまうことが多いようです。それは社会人として場慣れしていないことや、スキルを持っていないという自信のなさによるものです。

一般的に会社は、中途採用には即戦力を期待します。一方で紹介予定派遣は、スキルのない若い人こそ最適です。

紹介予定派遣は、特別なスキルがなくても登録ができます。そして派遣先の会社がスキルなしでも若い人財を求める理由は、ズバリ成長に期待しているからです。一から仕事を学び、就きたい仕事に就くための大きなチャンスといえるでしょう。

また「派遣」といえば非正規雇用。そこに抵抗感がある方もいるようです。

しかし紹介予定派遣は、正社員や契約社員としての直接雇用が最終地点です。厳密に期限が定められ、プロの担当者によるフォローもあります。

2018年の働き方改革によって、世間では「同一賃金・同一労働」が叫ばれるようになりました。紹介予定派遣は将来を見すえて、具体的な見通しを立てることのできる働き方の1つといえるでしょう。