- 念願の一人暮らしを始めたけど、全然お金が足りない…
- 一人暮らしは何にどれくらいお金を使えるの?
- 一人暮らしでお金に余裕を持って生活がしたい
一人暮らしを始めたけど、お金が全然足りなくて生活が苦しい人。
早めに対策を打っておかないと、お金に困る苦しい生活が永遠に続くかもしれません。
病気をしてしまって、お金が必要になった時に貯金もなく、病院にも行けないで我慢するなんてゾッとしますよね。
この記事では一人暮らしを始めたはいいけど、お金がなく貯金もできなかった私が試してみることでお金を貯めるのに効果があった3つのことを紹介します。
この記事を読むことで、お金をムダに使わない節約方法やお金を貯めるポイントがつかめ、生活を安定させることができます。
一人暮らしでお金がない人は収入と支出を再確認。家計をつけてお金を管理
一人暮らしでお金がなく生活が苦しいなら、まずはあなたの収入がいくらなのかを再確認してみてください。
収入から生活費(固定費や食費)がいくら位必要で、固定費をいくらにすればお金を貯められるか、無理のない生活ができるかを考えます。
例えば月に20万円の収入があるとしましょう。
- 家賃を6万円までに抑える
- できるだけ自炊をして食費は2万5千円までに抑える
- 飲みに行くのは毎回行かない。月3回まで1万5千円までにする
など、まずは必要な諸経費に関して使えるお金の上限ルールを決めてしまうことから始めます。
そしてそれを基準に自分の生活スタイルを決めてしまうこと。
貯金がしたいならば、
- 給料が入ったら貯金額を別口座に入れる
- 給料から天引きの財形貯蓄などを利用する
なども1つの手です。
それほど収入がない場合は、派手な生活は慎み、収入に応じた生活をすることが重要です。
収入と支出の日々のお金の流れを把握するためには、買い物をした後のレシートを保管して記録するようにしてください。
今はスマホアプリで簡単にお金の管理ができてしまいます。
自分が月にどれくらいのお金を何に使っているのかを把握することは、お金を貯めるために大事なこと。
- 設定した金額が守れているか?
- 今月は使いすぎたけど、何に使ってしまったのか?
- 設定金額の見直し
など家計管理アプリを利用すれば、自分が使ったお金の流れが一目瞭然です。
お金を貯めるにはお金の流れを把握することが重要です。
簡単なのでやってみると実感できますよ。
お金が貯まらないならまず節約。節約すべき項目5選
お金が貯まらないならまず取り掛かるべきことは節約です。
まずは「固定費」を見直すべきですね。
固定費とは家賃・電気代・水道代・通信費など毎月絶対にかかる費用のことですが、それらを安くすることで、毎月絶対に支払わなければならないお金を節約できます。
家賃
一人暮らしの家賃の相場は手取り月収の1/3と言われています。
つまり手取り20万円なら6万5千円〜7万円くらいが家賃として妥当な相場と言えます。
相場以上の家賃を払っているのなら、引っ越しを検討してみることも必要かもしれません。
ただ引っ越しもお金がかかりますので、ある程度まとまった貯金がないと引っ越しを検討することも難しいでしょう。
常々不動産情報を確認しておいて、家賃と引っ越し費用を比較してみた上で、引っ越すメリットがあるのならば検討してみるとよいでしょう。
食費
一人暮らしで一番節約できるのは食費です。
食費を抑える方法はたくさんありますが、
- できるだけ自炊する(最低でもお米だけ炊いておき、一人分の惣菜などをスーパーで買う)
- ペットボトルのお茶や水を買うのをやめ、自分で作って持ち歩く
- コンビニは便利だけど、商品が高いので行かない
- 外食を控える
上記のことを意識するだけでも、月に1万円くらいは簡単に節約できます。
人によっては、もっと効果があるかもしれません。
できる範囲でやってみてはいかがでしょうか。
通信費
最近は携帯代も安くなっています。
大手キャリアと格安SIMを比べても、遜色がなくなってきている感はあります。
ただそれでも、格安SIMの方が安く、都会に住んでいるのならば通信速度や音質などはほぼ問題なく使えることが多いです。
問題なく使えるのならば、1円でも安い方がいいですよね。
通信費を安くするために格安SIMを使うことをオススメします。
水道光熱費
電気、ガス、水道などのライフラインは生活する上で必ず必要な項目です。
今は電力の自由化などで、自分で電力会社を選択できる時代になりました。
世帯人数別の電気・ガス・水道料金の平均目安にあるように、1人暮らし世帯の電力・ガス・水道料金の平均は、
- 電気代 5,852円
- ガス代 3,104円
- 上下水道料 2,142円
- 他の光熱 749円
光熱・水道料金の合計 11847円
となっています。
地域、世代によって変わりますのであくまでも参考値となりますが、平均を上回っているような場合、安くできる項目があれば、変更してみることも検討してみてください。
ちょっとしたことですが、エアコンこまめに消さずつけっぱなしにすることで、こまめに消すよりも電気代が安くついたり(一番いいのはつけないことですが、昨今の夏の暑さは耐えられません)、一人暮らしならシャワーだけですますことなどで、水道料金などは節約できます。
できることから心がけてみることが大事です。
交際費
たまには友人や職場の付き合いで外食したり遊びに行くこともあると思います。
ただ、やはり外食などはお金がかかります。
誘いがあった場合、毎回付き合うことをせずに月に3回までなど回数を決めることで、出費を制限することができます。
「せっかくのお誘いを断るのは気が引ける」という気持ちはわかりますが、そこは正直に一人暮らしの状況を説明すれば理解してもらえるはずです。
場合によっては上司が奢ってくれるかもしれません。
楽しさを取るかお金を取るかは非常に判断が難しいですが、後悔しないようなお金の使い方を心がけたいですね。
お金が足りないなら増やす!増やす方法5選
収入に応じた身の丈を考えた生活をしたり、家計をつけてお金の管理をしたりすることは、お金を貯めるためには必要なことです。
しかし肝心の収入を増やさないと、いつまでたっても十分な貯金ができず、生活が苦しいままです。
では収入を増やすにはどうすればいいのでしょうか?
収入を増やすには、
の2パターンがあります。
仕事以外での収入を増やす
まずは「仕事以外での収入を増やす」ことからご説明いたします。
仕事以外での収入を増やす=ズバリ副業です。
近年副業OKという会社も増えていて、国が副業を推進しているようなふうにも感じられます。
副業もたくさんの種類があり、
- メルカリで自作のものを販売
- せどり
- プログラミング受託
- ライター業
- ココナラで得意な技術を販売
など、一個人がスキルやものをネットで売ることが簡単にできる時代です。
本業とともに副業で収入を得ることができれば、副業の収入を生活費にあてることができますので、貯金ができたりギリギリの節約生活をしなくてもよい状況になります。
副業は今やサラリーマンでも、いやサラリーマンだからこそできる特権ですので、なかなか給料が上がらなくて生活が苦しい人は挑戦してみることをオススメします。
月3万円でも副業で収入があると、人生は劇的に変化しますよ。
仕事での収入を増やす
次に副業ではなく、本業の収入を増やすことです。
仕事での収入はなかなか増えませんよね。
1年に1度昇給があったとしても、数千円しか上がらないような会社が多いのでは?
数千円でも上がったらマシな方かもしれません。
給料を上げるには儲かっている会社、もしくは今からの時代伸びていく事業をやっている会社で働くのが一番です。
つまり転職して、収入を増やすという作戦です。
副業で稼ぐのはなかなか大変ですので、まずは転職して今よりも年収が多くなる会社に勤めるのが、お金を貯める最短ルートと言えるでしょう。
転職にはさまざまな方法があります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク
- コネ
などなど。
まずはあなたが「転職市場でどれくらいの評価があるのか?」を調べてから、各種転職サービスを使ってみることをオススメします。
転職市場では自分の評価は役に立ちません。
あなたが思っているよりも転職市場で評価されている場合、年収を増やして生活を安定させる絶好のチャンスです。
転職市場でたいした評価がない場合も心配することはありません。
常々から情報をチェックしておくことで、転職のチャンスは365日あるもの。
アンテナを張って転職の意識を高めておけば、自然と情報は入ってくるものです。
転職サイトで週に1度程度メール配信を取っておくだけでも情報取集が可能です。
収入を増やすためには、
即効性のあるのは後者の「仕事での収入を増やす」(本業収入)、長期的に取り組むべきなのは、「仕事以外での収入を増やす」(副業収入)です。
一人暮らしで生活が苦しい、お金が貯まらない人は実践してみてよりよい生活を目指してみてはいかがでしょうか?
一人暮らしにかかるお金はどれくらい?
試すべき3つのことを紹介してきましたが、どれくらいの月収で、何にどれくらいお金を使っているのかを単身者平均で紹介します。
20代男女の平均賃金は20万から25万円くらいが平均です。(引用元:令和元年賃金構造基本統計調査の概況)
生活費として使用するお金を総務省統計局が調査している11項目に絞って、見てみます。
- 食料
- 食料のうち外食
- 住居
- 光熱・水道
- 家具・家事用品
- 被服及び履物
- 保険医療
- 教育
- 教養娯楽
- その他の消費支出
- その他の消費支出のうち交際費
を項目別に分けて、何をどれくらい平均に使っているかを見てみましょう。
項目 | 男女平均(円) | 男性(円) | 女性(円) |
消費支出合計 | 169,545 | 172,278 | 167,163 |
食料 | 39,279 | 44,279 | 34,290 |
食料のうち外食 | 10,781 | 15,664 | 6,541 |
住居 | 23,634 | 27,592 | 20,184 |
光熱・水道 | 11,079 | 10,465 | 11,614 |
家具・家事用品 | 5,488 | 4,222 | 6,592 |
被服及び履物 | 7,336 | 5,305 | 9,107 |
保険医療 | 6,920 | 5,278 | 8,531 |
交通・通信 | 21,456 | 24,430 | 18,862 |
教育 | 93 | 5 | 170 |
教養娯楽 | 21,072 | 23,260 | 19,165 |
その他の消費支出 | 33,189 | 27,443 | 38,199 |
その他の消費支出のうち交際費 | 15,663 | 12,049 | 18,814 |
あくまでも平均ですが、1ヶ月平均何にどれくらいのお金を使っているかの目安になりますよね。
持ち家に住んでいる人もカウントしているので「住居」が低いように感じますが、20万円で貯金ができないと考えた場合、約3万円を家賃とするならば男女とも5万円強になるので、一人暮らしの家賃としては納得がいくかなと思います。(都心や大都市では厳しいですが)
最低でも1人暮らしには上記表くらいの費用がかかります。
まとめ
- 一人暮らしでお金がない人は収入と支出を再確認しよう
- 家計の管理には家計管理アプリがオススメ
- お金が貯まらない人は、下記5項目を節約しよう
- 家賃
- 食費
- 通信費
- 水道光熱費
- 交際費
- お金が足りないなら下記方法などで増やしましょう
- 仕事以外での収入を増やす
- メルカリで自作のものを販売
- せどり
- プログラミング受託
- ライター業
- ココナラで得意な技術を販売
- 仕事での収入を増やす(転職エージェントや転職サイトを利用する)