- 毎日3時間残業してるけど、絶対おかしいよな…。
- 毎日残業続き。会社と家の往復だけの生活で趣味も、家族や友達との時間もまったくない!
- 毎日2時間程度のサービス残業。心を無にして諦めないといけないのか?
毎日毎日残業して、残業時間も長く帰宅時間が22時や23時のような仕事だけの生活を送ってしまっている。このような状態がずっと続くとうつっぽくなってしまい、ヘタすれば過労死してしまいます。
私も新卒で入った仕事で毎日残業して、職場を出るのが毎日23時という日が半年続きました。毎日23時まで残業すると、意識がもうろうとして何のために生きているかわからなくなっていました。
この記事では残業が多すぎて、不満を感じ仕事を辞めたい人が辞める前にすべきこと3つを紹介しています。
この記事を読むことで、残業が多すぎて仕事を辞めたいあなたが何をするべきなのかがわかります。
目次
残業しないための3つの方法

毎日の残業でストレスが溜まっている人。まず以下の方法で残業が減らせないか?を考えてみましょう。
仕事の方法を考える
残業の原因は、仕事量が多すぎること。
特に今はどの会社も余剰人員がおらず、一人ひとりに与えられる仕事量が多くなる傾向です。仕事量が多くなると、仕事を少しでも早く終わらせるために工夫する必要があります。
- その日にやるべきことの取捨選択
- 終わらせるべき仕事の順番を考える
- あなたが上の立場なら部下をうまく使って、自分がしなくてもよい仕事を減らす
しなくてはならない仕事に優劣をつけ、そもそも自分がしなくてもいいことは他人に振り分けるなど、仕事への準備が必要です。
思ったより仕事に時間がかかってしまうことは誰でもあります。
しかし、仕事の方法を少し変えてみることで、思った以上に時間が短縮できることはよくあることですので、試してみましょう。
上司に相談する
- 仕事の方法を変えてみても、まったく状況が変わらない
- 仕事の方法を変えて効率よく仕事ができるようになった。それでも物理的にムリなレベルの仕事量がある
このような場合は、一人で悩まずに上司に相談するべきです。まともな会社ならば、上司はあなたの相談にのってくれます。あなたの負担を減らすべく、仕事量の調整を考えてくれることもあります。
よくあるパターンは、話だけは聞くけどあなたを説得してくること。
- もう少しで繁忙期が終わるから、それまでは頑張ってくれ。
- 新しく人を採用しようとしている、選考中だからそれまでの辛抱だ。もう少し耐えてくれ。
- 君が仕事ができるから、多くの仕事をお願いして申し訳ない。なんとかするからもう少し頑張ってくれ。
上記のような言葉で、あなたを忙しい状態のままにしておく可能性もあります。
昨今はコンプライアンスが声高に叫ばれているので、ここまであからさまな説得はないかもしれません。しかし応援の意味も込めた励ましを受けることはあるでしょう。
時間的に余裕ができる状態や休みが一定数取れないと意味がありません。
上司の甘い言葉にのってしまうことがないように、以下のようなことを確認してください。
- あなたの負担を減らすために会社は何をしてくれるのか?
- いつから対策を取ってくれるのか?
- どのような対策なのか?
- 対策を取ることであなたの負担がどれだけ減るのか?
環境を変えるために動く
仕事の方法を変えてみても上司に相談しても、毎日の多すぎる残業が減らずに状況がまったく変わらないならば残された手段は2つ。
- 心を無にして、時期が来るまでそのまま我慢する
- 環境を変えるために動く
心を無にして、時期が来るまでそのまま我慢する
何も考えず期待せず、状況が変わるまで我慢するパターン。ただ人間は終わりが見えないまま、我慢していると心身ともに悪影響を受けます。ひどい時は不眠症になってしまったり、うつ病を発症したりなど精神に異常をきたす可能性もあります。
月の残業時間が100時間を超え、働きすぎでうつになったり過労死してしまうことは誰にもあり得ることです。
最悪の事態を防ぐためにも我慢するパターンは選ばない方が賢明でしょう。
環境を変えるために動く
我慢することの正反対の方法が、積極的に環境を変えるために動くこと。環境を変えるためには、以下の2つの方法が考えられます。
- 労働基準監督署(労基)へ相談する
- 職場に見切りをつけて転職する
労基へ相談するのはよくあるパターンですが、すべてが解決するわけではありません。きちんと残業時間や、休日出勤の証拠などを取っておく必要があります。
- 会社に未練がまったくない人
- もともと会社を辞めようとしていた人
- 限界が来てて、会社を辞めるタイミングを探していた人
上記に当てはまる人は、辞める絶好のタイミングがやって来たと解釈して、転職を考えてみるのも一考かもしれません。
「毎日残業で忙しい」と言っていられるうちはまだ大丈夫ですが、心も疲弊して体もボロボロ。精神が病んでからでは、転職活動もままなりません。心身共に正常なうちに次の仕事を探す準備をしておくことは、自分の将来を守るために重要なことです。

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毎日残業で辞めたいならホワイトな会社で働こう

会社に見切りをつけて辞める場合も、次の会社が同じように毎日残業が3時間もあるブラック会社なら転職する意味がありません。次に働く会社は絶対にホワイトな会社で働きましょう。
私も新卒で6ヶ月で辞めた会社で毎日23時まで働かされてましたが、次の会社は18時には会社を出られるようなホワイトな会社に転職できました。ホワイト会社の見つけ方は以下に詳しく書いていますので、ご参考にしてください。
ホワイト企業に入るには?転職希望者にホワイト企業の見つけ方を徹底解説
毎日残業がおかしい3つの理由

毎日残業するような会社は当然ながらおかしいのですが、何がおかしいのか?3つの理由があります。
残業ありきの従業員数になっている
毎日残業するような会社は、基本的に働き手の人数が足りていません。人を1人雇うのにも、相当なお金がかかります。
従業員にムリをさせてギリギリの人数で業務をまわすという会社側の魂胆です。
特に中小企業のワンマン社長にありがちなやり方で、なんだかんだで残業代は出さないなど、会社に問題がある場合も多いです。
残業をしないと儲からない仕組みになっている
従業員を安い給料でこき使い、残業させることで利益を出しているような会社。
残業ありきだからこそ、利益が出るというような会社は末期の状態ですので、即辞めることを考えましょう。
ヤバい会社を見極める目を持ちましょう。
そもそも法的におかしい
残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、 臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、以下を超えることはできません。 ・年720時間以内 ・複数月平均80時間以内 休日労働含む (「2か月平均」「3か月平均」「4か月平均」「5か月平均」「6か月平均」が全て1月当たり80時間以内) ・月100時間未満 休日労働含む 月80時間は、1日当たり4時間程度の残業に相当します。 また、原則である月45時間を超えることができるのは、年間6か月までです。 ※上記に違反した場合には、罰則(6か月以下の懲役または30万円以下の罰金)が科されるおそれがあります。
厚生労働省 時間外労働の上限制限
仮に3時間の残業と仮定すると、週5日勤務ならば約60時間の残業となります。完全にアウトで、法的に引っかかります。
毎日残業する会社が当たり前ではない

毎日残業していると、毎日残業することが当たり前のように思えてくるかもしれません。しかし、毎日残業する会社が決して当たり前だとは思わないでください。
世の中にはたくさんの会社がありますが、毎日定時で終わる会社もたくさん存在します。定時で終わる会社に勤めている人はアフター5を自分の趣味の時間や家族との大切な時間に使い、悠々自適に過ごしています。
毎日定時で終わる会社でも、給与を含め今の条件よりもよい条件で働ける会社はたくさんあります。
あなただけが苦しむ必要はありません。今まではたまたまあなたにチャンスがなかっただけ。変えようという気持ちがあるのなら、今がそのタイミングです。
残業が多すぎて耐えられないなら転職を考える時期

残業が多すぎて、辞めたいと思っているならあなたに取ってもよいチャンスです。転職することでずっと残業を余儀なくされる会社から卒業し、新たな一歩を踏み出せます。
今まで苦しんできた経験をお持ちならば、あなたの経験をかってくれる会社が必ずあります。何もしなければずっと今のまま毎日の残業に苦しむことになります。気力がまだあるうちに、情報収集などをしておき転職に対する気持ちを明らかにしておきましょう。
転職活動はパワーが入りますが、少しでも情報を得ておくだけで初速が全然違います。どの業界がホワイト企業率が高く、どの企業が残業少なめなどがわかるからです。
今よりもよい環境に身を置くために、今の辛い仕事が存在しています。辛い経験を最高の未来に変えるために、行動しましょう。
転職活動で1番重要なことは、求人が多い転職エージェントで求人を吟味することです。

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残業ありきの生活から抜け出そう
- 残業しないための3つの方法
- 仕事の方法を考える
- 上司に相談する
- 環境を変えるために動く(労働基準監督署(労基)へ相談する、職場に見切りをつけて転職する)
- 毎日残業がおかしい3つの理由
- 残業ありきの従業員数になっている
- 残業をしないと儲からない仕組みになっている
- そもそも法的におかしい
- 残業がない会社は世の中にたくさん存在する
- 残業が多すぎて耐えられないなら、転職を考える時期がきている